テレワークでも、ヘルプデスクへの電話をとれるようにする仕組み作り。その検討中での、話です。

(関連記事)
小さな会社のテレワーク導入体験記
⑤ ヘルプデスクの電話対応(前編)
⑥ ヘルプデスクの電話対応(後編)

当初は、電話番を置いて可能な限り在宅ワークという体制でしたが、現在の時点では、お客様対応にかかる社員は全員出社体制です。

夏頃、いくらか世相が落ち着いてきたときに、ちょっと悩みました。在宅ワークは、それなりの負担もあるし、かと言って、出社自体が不安な社員もいるだろうし・・と。で、社員達に聞いてみたんです、在宅ワークは今後どういう風に採り入れていこうか?と。

彼らの答えはですね、要約すると、
「お客様のお陰で、仕事が続けられている。我々もお客様第一に考えるのあれば、電話サポート体制がいちばん充実した形で働くべきだ。」
という答えで、それなら全員出社しよう、となりました。

わかりますか?この時の誇らしい気持ちと、すごい不安な気持ち。

誇らしい気持ち

確かにその通りです。私たちは、利用者さんのために働いていらっしゃる介護事業所のみなさまがいて、初めて私たちも仕事が続けられる。この有難さは、コロナ禍において、いつも以上に実感できます。

社員はみんな、何の為に働いてるかが、ハッキリしています。社長に気に入られるためとか、自分のプライドを満たすためとか、適当に手を抜きながら楽に働くためとか、そんな社員はいません。

・・・と分かってはいたものの、実際にサッとそういう判断を見せられるとですね、やっぱりうれしいじゃないですか。

すごい不安な気持ち

とはいうものの、今は、社員が元気にしてくれているからいいけど、これで会社で重篤な感染者がでて、更に広がったりしたらどうしよう?ご家族にも不信感を与えないか・・・?

天は自ら助くる者を助く、と言いますが、
ホントそれ、できる限りの最善の備えをして、後は祈るしかないですね。

どうぞ、みなさまにおかれましても、無事息災で過ごされることを願って止みません。