介護サービス計画書の作成や介護報酬請求に使用する介護ソフトは、介護事業所における事務作業を効率的に処理するために必要不可欠なツールです。ただし、購入の際、機能性を十分に検討せず、表面的な安さだけで選んでしまうと、後々の事務コストを圧迫してしまう恐れがあるため、実際の 介護サービス 内容や事業所の規模に見合ったソフトを選ぶことが大切です。以下に、介護ソフトを選ぶ際に重要なポイントについて説明します。
介護ソフトにどの程度の機能が必要か見直してみよう
現在使用している介護ソフトがあれば、搭載されているすべての機能を使いこなしているか、どの程度運営に貢献しているかを一度見直してみることをおすすめします。数ある機能のなかでも、実際に使用する機能は、訪問介護計画書や月間ケアプランなどの文書作成機能、請求書作成機能、給与計算機能などの一部に限定されていないでしょうか。今後も使用する予定のない不要な機能が分かれば、事業規模に見合った安い介護ソフトに変更することでコストを削減できるかもしれません。
介護ソフトを選ぶ際に重視すべきポイント
介護ソフトを選ぶ際に考慮すべきポイントをご案内します。
導入、運用時のサポート体制が万全かどうか
データ移行やその他操作に不具合が生じたときのサポート体制は万全でしょうか。サポートの有無だけではなく、担当窓口の対応も含め検討しておきましょう。どんなトラブルに対してもスピーディに対応し、現場目線で分かりやすく説明してもらえるかどうかが重要です。
管理画面が複雑すぎないかどうか
パソコン操作が苦手な人でも、目的の機能をスムーズに使えるよう配慮されているものがおすすめです。文字が大きく、色使いが工夫されていると迷うことなく目的の機能を使うことができます。
介護保険制度改正に合わせて迅速にアップグレードされるか
介護保険制度は5年に1度、介護報酬は3年に1度改正されます。この改正により、介護事業所で作成する書類の書式や内容、介護保険請求金額が変更されるため、介護ソフトも更新しなければなりません。新しい制度に対応したソフトに買い換える方法もありますが、ソフト開発会社から提供されるアップグレードサービスを利用することで、ひとつのソフトを長く使い続けることができます。
複数台のパソコンで使用することができるか
複数台のパソコンでソフトを使用できれば、「ほかの人が別業務でパソコンを使用していてデータを入力できない」といった理由で業務がストップしてしまう心配がありません。限られた時間で大量のデータを処理する際にも安心でしょう。また、ひとつのパソコンから入力したデータがリアルタイムでほかのパソコンに反映されれば、さらに業務効率が高まります。
介護ソフトの導入により膨大な量の事務作業を簡略化することができます。現在、さまざまなソフトが販売されていますが、導入の際はここで紹介したポイントを参考に選んでいくと良いでしょう。介護請求ソフト「楽すけ」は、無料体験ができ、介護保険制度の改正に合わせたアップグレードを年間保守料内で行うなど、上記のポイントをすべておさえているのでおすすめです。